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追憶日記

管理人のくだらない日常の云々・・・

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二日連続で・・・・、てーいーじー♪♪


定時ですよ、奥さん!!
嗚呼・・・定時ってすばらしい・・・・♪
爽やかな風が吹き抜けるよ・・・。
だって会社出たときお空がまだ明るいんです!


定時、ばんざーい!


ってことで、空っぽだった冷蔵庫もお腹が満腹に(笑)
定時で上がれないとスーパーも間に合わないですからね・・・。
私の冷蔵庫は実にひもじかったです(笑)



さて、続きは拍手用に考えていた駄文です。
拍手用・・にしては長すぎたので・・・・(汗)

近いうち修正してHPにUPします♪


メールはねぇ・・・(汗)
アドレス請求だけ返しました・・・遅くなってスミマセン(汗)

明日も定時だったらメール返信します・・・いや・・・亀だね私。・・・あはは~。



・・・こんな私ですが、根気強く、待っててください。


だって休みが週1なのでなかなか・・・HP更新していると・・・いわけだけど・・・。

~意外や意外①~

*パラレル*





「・・・・美味い」
「だろ~!」

二人の少年は今がまさに成長期。
学校が終わればお腹が空くのは当たり前。
けれど苦学生(?)である彼らには毎日寄り道をするお金があるはずもない。
もちろんお腹が空きすぎて我慢できないのはアラドだけであって、
普段から小食であるクォヴレーは別段おやつを食べずとも不自由はしない。
だがアラドにはそれは難しいのだ。
けれど一人で食べても味気ないので、
いつも親友であるクォヴレーを誘ってはおやつを食べていた。
けれど月末も近くなると金欠になり、食べ歩きが難しいのだ。
アラドに付き合って寄り道をしているクォヴレーもまた金欠だ。
そこでアラドはこの問題を解決すべく、あることを実行したのだ。



・・・そして今に至る。







机の上には簡単な料理がテーブルの上のそこかしこに置かれている。
出汁巻き卵、ほうれん草のおひたし、おにぎり、味噌汁、焼き魚。
・・・・一見、朝ご飯のようだが実はこれ、お菓子の代わりのおやつである。
アラドの自宅に招かれたクォヴレーは、まずそれらの料理に驚き、
そして料理を一口食べて更に驚いた。

「・・・本当に美味い」
「サンキュ~♪」

アラドは口の周りにご飯粒をつけながら次々とお皿を空にしていく。
だがクォヴレーはあまりの驚きにいつも以上に箸が進まないようだ。

「・・・アラドにこんな才能があるとは驚いた」
「だろー??オレもそう思うんだよね!」

ヘヘン、と笑いながら出汁巻き卵を大きく口をあけてひと飲み。
クォヴレーは苦笑しながら自分も出しまき卵に箸をつけた。

「・・・これも出汁がよく出ている。巻き方も上手いし・・・、
 ・・・・アラド、お前・・・」
「んー?」
「・・・ひょっとしてゼオラより上手いんじゃないのか?」
「・・・・・・」

クォヴレーのズバリな指摘に、アラドは手を止めてしまった。
そして気まずそうにクォヴレーを見ると、はぁ・・・と大きなため息を吐く。

「・・・お前もそう思う?」

頭をボリボリ掻きながら尋ねてくるアラドに、小さく頷くクォヴレー。
二人は互いに冷や汗のようなものをかいていた。

「・・・なぁ、クォヴレー」
「・・・・・」

箸をお皿の上に置き、急に真面目な顔になってアラドは何かを言おうとした、
が、クォヴレーは手でそれを制すると、無言でコクン、と頷いた。

「わかっている。ゼオラには何も言わない」
「・・・・・・・」
「ゼオラが傷つくだろうし、それ以上にアラド、お前が怪我をしそうだ」
「・・・・・へ?」

何でアラドが怪我をするのか?
拗ねてしばらく口を聞いてくれない、というのはありそうだが・・・。
アラドは目をパチパチさせて、冷や汗を更に流した。

「どゆこと??」

何故だか分かっていないらしいアラドにクォヴレーはもう一度小さく頷くと、

「・・・悔しがったゼオラに踵落しを喰らうかもだろ?
 『私より上手いなんて許せないわ!』・・・とか何とか言いながら・・・」
「!!?」

というのだった。
言い終えた瞬間、シーン・・と二人の間になんとも言いがたい重い沈黙。
二人は青ざめながら無言で頷きあい、誓うのだった。

決してゼオラには言うまい・・・・と。


・・・・そして二人は始終無言のまま、アラドの作った料理を片付けたのだった。

























更に続きがあるんです・・(笑)

















~意外や意外②~

*パラレル*






「・・・・と、言うわけなんだ、意外だと思わないか?」

イングラムは帰宅するなり昼間起こったという出来事を聞いてフッと笑うのだった。

「オレは料理を作ったことがないから分からないが、
 きっとアラドほど上手には作れないと思う。
 ・・・アラドはいい加減で落ちこぼれな部分もあるが、やれば出来る奴だ。
 料理がそのいい例だと思わないか?」

お茶を入れながら同意を求めるように上目使いでイングラムを見つめたが、
イングラムはただ咽で笑うだけで何も言わない。
どうして何も言わないのだろう?と、
不思議に思ったクォヴレーが再び口を開きかけたとき、
意地の悪い笑顔を浮かべたイングラムがなにやら話し始めるのだった。

「クォヴレー・・・お前」
「・・・?」
「・・・例えばお前が泳げないとするだろ?」
「・・・オレは泳げるが・・?」

いきなりなんだ?と不機嫌に答えれば、
苦笑を浮かべたイングラムがなだめるようにクォヴレーの頬を撫でながら、
だから例えばだ、ともう一度言ってから話を続けた。

「泳げないお前が何故か海のど真ん中に放りだされたとする。」
「・・・・・」

イングラムが目で同意を求めてくるので、クォヴレーは難しい顔をしながら小さく頷いた。

「当然お前は泳げないのだから溺れるだろう?」
「・・・泳げないのなら浮き輪でもない限りそうだろうな」
「・・・だが溺れているお前の傍に人食い鮫が近づいてきたとする・・・」
「鮫??」
「そうだ。凶暴な鮫で猛何日も餌にありつけず、
 やっとみつけたお前に向ってきた・・・・、
 このときお前はどうなると思う?」
「・・・どうなる・・・・?」

イングラムの問いかけにクォヴレーは難しい顔をしながら必死に考え始める。
泳げないのにどうやって助かるのだろうか・・・?
全く検討もつかない。
うんうん・・と唸っていると、イングラムがフッと笑って答えを話し始めた。

「・・・答えはお前は泳いで逃げる、だ」
「!!泳げないのに泳いでか??」

思いもよらない答えに目が大きく開かれた。

「人間、必要に迫られればどうにかなってしまうものだ。
 鮫に襲われれば泳げない人間でもどうにか助かろうとして必死に逃げるだろう?
 すると泳げないのに泳いで逃げているというわけだ」
「・・・・なるほど・・・(だがそんな簡単にいくのか??)」

うーん・・・と首をかしげていると、
イングラムが何かを思い出したかのように、ククククと笑い始めるのだった。

「・・・イングラム?」
「・・・、アラドの料理上手もそんな理由からだろうな・・・くくく」
「・・・え?」
「・・・お金がない・・・だが腹は減る・・・だが買うと高くつく」
「・・・・・」
「・・・アラドはない頭で考える・・・、
 『ああ、作ったほうが安上がりだし、沢山食べられる』と」
「(今、サラリと酷いことを言った気がするような・・?)」
「すると必要に迫られたアラドは自然と料理が上手くなる、という訳だ。 
 どうせなら不味いものより美味いものを食べたいだろうし・・、
 だから別に不思議でも意外でもないと俺は思うがな・・・」
「!・・・なるほど」

全ての説明が終わるとクォヴレーは大きく頷くのだった。

「小食であれば作るより買った方が安いが、
 沢山食べる人間は作ったほうが断然安い。
 アラドが料理上手なのは食い意地の賜物、といったところか。
 まぁ、落ち零れも何か一つでも得意なものがあるのは良い事だな」
「(またサラリと酷いことを言ったような気が・・・)」

どうだ?とクォヴレーの返事を聞こうと話しかけてきたので、
難しい顔をしながらもその最もな回答に同意しようとしたその時、
イングラムは更に例を持ち上げてきて、クォヴレーは真っ赤になってしまう。

「ああ・・・、そいえばお前も最近背筋力、腹筋力がついたよな。
 それも必要に迫られて・・・といったところだろう?」
「・・・・・どういう意味だ?」

なんだか嫌な予感がして一歩後去るクォヴレーに、
口の端を斜めにあげながら段々と距離を詰めてくるイングラム。
そしてとうとう壁に追い込まれて、そっと耳打ちをされる。

「・・・俺の激しさについてくる為、必然とついたんだろう・・?」
「!!??」
「最初は1回で根をあげていたお前が最近は・・・・」
「うわぁぁぁぁぁ!!」

意地悪く微笑んでいた唇が最後まで言葉を言うことはなかった。
なぜなら真っ赤な顔で叫んだクォヴレーの唇で唇が塞がれたからだ。

「・・・ん・・・ん・・・・ふ・・」

細い腰に腕を回しだきしめる、キスを深くする。
・・・・そして唇が離れたとき、イングラムは甘く囁いた。

「・・・キスも上手になった」
「ばか・・・・・」
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必要に迫られて!

あると思います!(詩吟)
私も最近、必要に迫られて料理作ってるのでビミョーにレパートリー増えてきました。(汗)
それを踏まえた最後のインヴレたまらん萌え!
毎度ご馳走様ッス☆
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