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こんな話を書きたいのですよ・・・。
居間の隅っこに追い詰められる。
黒い微笑を浮かべた兄二人は『枡』を片手に楽しげに追い詰めてくるのだ。
クォヴレーは背中に嫌な汗をかきながら、枡を凝視する。
片方の兄は『豆』のようだがもう片方尾兄が持っているのは明らかに違う。枡も特性の大きな枡だし、その中身に入っているものなど怖くて想像すらしたくないのだ。
「可愛い顔をして睨んでも猫を楽しませるだけだぞ、アイン」
「・・・猫?」
「俺たちのことだ、クォヴレー。今年は鼠年だろ?」
「・・・それが・・?」
会話を交わしながらも徐々に縮まっていく距離にあせりを隠せない。けれども懸命に虚勢をはり睨みあげる。
だがクォヴレーは気付かない。
その行動こそが『悦ばせている』ということを。
「窮鼠猫を噛む、と言うだろう?今のお前はまさに鼠だ。
俺とキャリコに追い詰められた鼠・・・可愛いハムスター辺りか?」
「(ハムスターは鼠科だったか??)オレは鼠じゃない!」
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