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健康診断(><)
恐怖です!
恐怖の日ですよ~(TT)
8時以降は何も食べられないしね~。
朝も食べられないしね~。
血、抜かれるしね~。
いぁぁぁん。
不思議なことに歯科はないんだなぁ・・・うちの会社。
歯科って会社員になるとないものなのかしら??
虫歯って結構重要だよね~??
謎。
続きは意味も無いキャリアイです(^^)
恐怖です!
恐怖の日ですよ~(TT)
8時以降は何も食べられないしね~。
朝も食べられないしね~。
血、抜かれるしね~。
いぁぁぁん。
不思議なことに歯科はないんだなぁ・・・うちの会社。
歯科って会社員になるとないものなのかしら??
虫歯って結構重要だよね~??
謎。
続きは意味も無いキャリアイです(^^)
~天邪鬼な上司~
「・・・・不味い!」
飲んで一口・・・、
そうまだたったの一口であるというのに、
男はズバッと言い放った。
コーヒーを炒れてこい、というから炒れてやったのに、
なんという言い草なのだろう?
アインはピクッと眉毛だけを動かして反発をした。
「不味い・・・だと??」
「不味い!」
「どうしてだ?」
「不味いものは不味い!それ以上の理由などない」
冷たく言い放ち、それ以上はカップに口を付けようとしないキャリコ。
アインは益々苛立った。
「確かにインスタントだから豆を挽いたコーヒーより味は落ちるかもしれないが、
分量はビンの説明通りの量だ!不味いわけがない!」
「・・・・いいや、不味い!」
「・・・・!」
わけが分からなかった。
インスタントコーヒーではあるが、
インスタントはインスタントなりの高いものを使っているし、
分量も間違えていない。
だからキッパリと言い切られるほど不味いはずがないのだ。
アインはたまらずコーヒーに手を伸ばし一口飲んでみた。
「・・・・・?」
「不味いだろう?」
同意を求めてくるキャリコにアインは首をかしげ目をパチクリさせてしまう。
味覚は音痴ではないし、どちらかといえば甘党だ。
なのでコーヒーを飲むときはミルク、砂糖が当たり前のアインであるが、
ブラックコーヒーの味もきちんと知っている。
いま飲んだコーヒーはブラック独特の苦味があって多少苦手な味だが、
不味いとは微塵も感じられないのだ。
「・・・キャリコ」
「?」
「・・・これのどこが不味いんだ?美味しいじゃないか!」
「・・・・・・」
ガチャン、と乱暴にコーヒーカップを戻し、猛抗議をするアイン。
キャリコは上司であるが、
上司であるからといって言っていることが全て正しいわけではないのだ。
自分が正しい時は意見を述べる、それが生きていくうえでの鉄則だ。
一方のキャリコはアインの抗議に型眉を上げながらボソリと口を開き始める。
「・・・確かに朝であれば美味しいだろう、とは思う」
「・・・・・は?」
「朝は眠いし、苦いコーヒーは眠気覚ましにも丁度いいだろう。
だが今は昼時だぞ?」
「・・・・確かに昼時だが・・・それが?」
さっぱり分からない・・・とアインが首を傾げれば大げさにため息をつかれ、
アインはムッと表情に怒りを浮かべた。
「コレだから甘党のお子ちゃまは困る」
「・・・・・!!」
「いいか?昼というのは朝より目が冴えているだろ?」
「ああ」
「つまりコーヒーが苦い必要はないんだ」
「・・・・何故??」
「コーヒーの苦味は眠気覚ましの為の苦さだからだ」
「・・・・・!」
淡々と語っていくキャリコに、アインは「そんなバカな!」と心の中で突っ込んだ。
だがまだ話は続いているようなのでそれを口にすることは出来ない。
「つまり昼のコーヒーは濃くなくていい。
薄いコーヒーを出すのが普通なのだ。
そんなことも知らんのか?お子ちゃまは?」
「・・・(要するにアメリカンを出せ、ということか??)」
自慢げにコーヒーについて語っているキャリコに唖然とするアイン。
「・・そもそも俺は濃いコーヒーは好きではないしな。
まぁ、今回はこれで我慢するが、今度からは薄めで頼む」
「・・・・・・(今の話だと個人の好みの問題ではないのか?
朝とか昼とかは関係ないような)」
「アイン、返事は?」
「・・・・・そんなに文句があるなら自分で炒れたらどうだ?」
「・・・・俺が、自分で??」
その台詞は意外なものであったのか、キャリコは細長い目を最大限に見開いた。
そして数秒考えたのち、薄く笑ってソレを否定する。
「コーヒーは誰かに炒れてもらってこそ美味しいというものだ。
それに俺にはお前がいるしな」
ニヤッと笑うキャリコに不覚にも赤面してしまったが、
「・・・・(なら出されたコーヒーは文句を言わずに飲め!)」
と、心の中で叫んだのもまた事実。
「まぁ、そういうわけで朝以降に出すコーヒーは薄めで頼む。
・・・・・濃いのは金輪際炒れるなよ?」
「(面倒くさいな・・・薄めのコーヒーという注文は聞いたことがないぞ?
それって普通に考えて難しいんじゃないのか??
いっそのこと濃いと思ったら自分でお湯を足して薄めてくれ!)」
「アイン、返事は?」
「・・・・・」
「アイン?」
再三にわたる返事を求める声にまだ納得のいかないアインは頷けずににいる。
けれど魔法の一言によってアインは直ぐに頷いてしまうのだった。
「・・・まぁ、お前が炒れてくれればどんなに濃くても甘いコーヒーにはなるがな」
「・・・・・!」
そう言ってアレほど不味い、と連呼していたコーヒーに手を伸ばし口を付けた。
けれどやはり濃いのは苦手なのかミルクをくれるように頼んでくるキャリコに、
アインはギクシャクと頷きながら自分用に持ってきていたポーションミルクのうちの一つを
キャリコに手渡すのだった。
ミルクを入れ、コーヒーに口を運ぶキャリコ。
「・・・ふむ、ミルクを入れればこの位が丁度良いか・・。」
「・・・・・・」
「うん、美味い。流石アインの入れたコーヒーだ」
柔らかい笑顔を浮かべアインにお礼を言うキャリコ。
この天邪鬼な上司は飴と鞭の使い方も心得ているようだ。
アインはお茶請けにと、もってきていたクッキーを齧りながら
赤くなっていく表情を必死で押さえる。
「やはりコーヒーは誰かの・・・いや、アインのでなければ意味は無いな」
「・・・・・!」
「俺の好みも覚えただろうから、明日からますます楽しみだ」
その言葉にもう赤くなる表情を押さえることが出来なくなってしまったアインは、
真っ赤な顔で悔しげにキャリコを睨むしかなかった。
「お前は卑怯だ!!」
悔し紛れと照れ隠しにそう叫べばいつの間にか近づいていたキャリコから、
コーヒーの香とともに暖かい吐息を感じた。
そして唇が温かいものに塞がれ、アインはうっとりと目を閉じた。
「・・・ふぅ・・・・ぅ・・・・ん」
キャリコのキスから伝わってくる味はコーヒーであった。
ミルクを入れたとはいえアインには苦く感じられる。
唇が離れたとき、目はウルウルしているのに眉間に皺がよってしまっているアインに
キャリコは微苦笑を浮かべて「どうした?」と聞いてきた。
「・・・・やはり苦い。キャリコとのキスだから多少苦味は半減されているが、
・・・・・わかった、これからは薄く入れるようにオレも心がける」
「お前が俺と同じ意見になってくれて嬉しいぞ・・・・」
「キャリコ・・・・んっ」
再び唇を奪われ二人はコーヒーを飲むのも忘れて何度も何度もキスを繰り返していた。
やっとキスを終えた頃にはコーヒーは冷め、
ミルクは上のほうに油とともに浮かんでいたという。
折角炒れたコーヒーもコレでは味が台無しである。
けれど二人はそんなことは気にせず冷めて不味いコーヒーを、
懲りずにキスをしながらその合間に飲み干したのだった。
『あとがき』
ただほのぼのなラブが書きたかっただけです・・・・。
「・・・・不味い!」
飲んで一口・・・、
そうまだたったの一口であるというのに、
男はズバッと言い放った。
コーヒーを炒れてこい、というから炒れてやったのに、
なんという言い草なのだろう?
アインはピクッと眉毛だけを動かして反発をした。
「不味い・・・だと??」
「不味い!」
「どうしてだ?」
「不味いものは不味い!それ以上の理由などない」
冷たく言い放ち、それ以上はカップに口を付けようとしないキャリコ。
アインは益々苛立った。
「確かにインスタントだから豆を挽いたコーヒーより味は落ちるかもしれないが、
分量はビンの説明通りの量だ!不味いわけがない!」
「・・・・いいや、不味い!」
「・・・・!」
わけが分からなかった。
インスタントコーヒーではあるが、
インスタントはインスタントなりの高いものを使っているし、
分量も間違えていない。
だからキッパリと言い切られるほど不味いはずがないのだ。
アインはたまらずコーヒーに手を伸ばし一口飲んでみた。
「・・・・・?」
「不味いだろう?」
同意を求めてくるキャリコにアインは首をかしげ目をパチクリさせてしまう。
味覚は音痴ではないし、どちらかといえば甘党だ。
なのでコーヒーを飲むときはミルク、砂糖が当たり前のアインであるが、
ブラックコーヒーの味もきちんと知っている。
いま飲んだコーヒーはブラック独特の苦味があって多少苦手な味だが、
不味いとは微塵も感じられないのだ。
「・・・キャリコ」
「?」
「・・・これのどこが不味いんだ?美味しいじゃないか!」
「・・・・・・」
ガチャン、と乱暴にコーヒーカップを戻し、猛抗議をするアイン。
キャリコは上司であるが、
上司であるからといって言っていることが全て正しいわけではないのだ。
自分が正しい時は意見を述べる、それが生きていくうえでの鉄則だ。
一方のキャリコはアインの抗議に型眉を上げながらボソリと口を開き始める。
「・・・確かに朝であれば美味しいだろう、とは思う」
「・・・・・は?」
「朝は眠いし、苦いコーヒーは眠気覚ましにも丁度いいだろう。
だが今は昼時だぞ?」
「・・・・確かに昼時だが・・・それが?」
さっぱり分からない・・・とアインが首を傾げれば大げさにため息をつかれ、
アインはムッと表情に怒りを浮かべた。
「コレだから甘党のお子ちゃまは困る」
「・・・・・!!」
「いいか?昼というのは朝より目が冴えているだろ?」
「ああ」
「つまりコーヒーが苦い必要はないんだ」
「・・・・何故??」
「コーヒーの苦味は眠気覚ましの為の苦さだからだ」
「・・・・・!」
淡々と語っていくキャリコに、アインは「そんなバカな!」と心の中で突っ込んだ。
だがまだ話は続いているようなのでそれを口にすることは出来ない。
「つまり昼のコーヒーは濃くなくていい。
薄いコーヒーを出すのが普通なのだ。
そんなことも知らんのか?お子ちゃまは?」
「・・・(要するにアメリカンを出せ、ということか??)」
自慢げにコーヒーについて語っているキャリコに唖然とするアイン。
「・・そもそも俺は濃いコーヒーは好きではないしな。
まぁ、今回はこれで我慢するが、今度からは薄めで頼む」
「・・・・・・(今の話だと個人の好みの問題ではないのか?
朝とか昼とかは関係ないような)」
「アイン、返事は?」
「・・・・・そんなに文句があるなら自分で炒れたらどうだ?」
「・・・・俺が、自分で??」
その台詞は意外なものであったのか、キャリコは細長い目を最大限に見開いた。
そして数秒考えたのち、薄く笑ってソレを否定する。
「コーヒーは誰かに炒れてもらってこそ美味しいというものだ。
それに俺にはお前がいるしな」
ニヤッと笑うキャリコに不覚にも赤面してしまったが、
「・・・・(なら出されたコーヒーは文句を言わずに飲め!)」
と、心の中で叫んだのもまた事実。
「まぁ、そういうわけで朝以降に出すコーヒーは薄めで頼む。
・・・・・濃いのは金輪際炒れるなよ?」
「(面倒くさいな・・・薄めのコーヒーという注文は聞いたことがないぞ?
それって普通に考えて難しいんじゃないのか??
いっそのこと濃いと思ったら自分でお湯を足して薄めてくれ!)」
「アイン、返事は?」
「・・・・・」
「アイン?」
再三にわたる返事を求める声にまだ納得のいかないアインは頷けずににいる。
けれど魔法の一言によってアインは直ぐに頷いてしまうのだった。
「・・・まぁ、お前が炒れてくれればどんなに濃くても甘いコーヒーにはなるがな」
「・・・・・!」
そう言ってアレほど不味い、と連呼していたコーヒーに手を伸ばし口を付けた。
けれどやはり濃いのは苦手なのかミルクをくれるように頼んでくるキャリコに、
アインはギクシャクと頷きながら自分用に持ってきていたポーションミルクのうちの一つを
キャリコに手渡すのだった。
ミルクを入れ、コーヒーに口を運ぶキャリコ。
「・・・ふむ、ミルクを入れればこの位が丁度良いか・・。」
「・・・・・・」
「うん、美味い。流石アインの入れたコーヒーだ」
柔らかい笑顔を浮かべアインにお礼を言うキャリコ。
この天邪鬼な上司は飴と鞭の使い方も心得ているようだ。
アインはお茶請けにと、もってきていたクッキーを齧りながら
赤くなっていく表情を必死で押さえる。
「やはりコーヒーは誰かの・・・いや、アインのでなければ意味は無いな」
「・・・・・!」
「俺の好みも覚えただろうから、明日からますます楽しみだ」
その言葉にもう赤くなる表情を押さえることが出来なくなってしまったアインは、
真っ赤な顔で悔しげにキャリコを睨むしかなかった。
「お前は卑怯だ!!」
悔し紛れと照れ隠しにそう叫べばいつの間にか近づいていたキャリコから、
コーヒーの香とともに暖かい吐息を感じた。
そして唇が温かいものに塞がれ、アインはうっとりと目を閉じた。
「・・・ふぅ・・・・ぅ・・・・ん」
キャリコのキスから伝わってくる味はコーヒーであった。
ミルクを入れたとはいえアインには苦く感じられる。
唇が離れたとき、目はウルウルしているのに眉間に皺がよってしまっているアインに
キャリコは微苦笑を浮かべて「どうした?」と聞いてきた。
「・・・・やはり苦い。キャリコとのキスだから多少苦味は半減されているが、
・・・・・わかった、これからは薄く入れるようにオレも心がける」
「お前が俺と同じ意見になってくれて嬉しいぞ・・・・」
「キャリコ・・・・んっ」
再び唇を奪われ二人はコーヒーを飲むのも忘れて何度も何度もキスを繰り返していた。
やっとキスを終えた頃にはコーヒーは冷め、
ミルクは上のほうに油とともに浮かんでいたという。
折角炒れたコーヒーもコレでは味が台無しである。
けれど二人はそんなことは気にせず冷めて不味いコーヒーを、
懲りずにキスをしながらその合間に飲み干したのだった。
『あとがき』
ただほのぼのなラブが書きたかっただけです・・・・。
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コーヒー味!
キャリアイでコーヒー味…。
にやり。
ごちそうさまでした!
私も今日コーヒー飲もうと思います!(笑)