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笑い声が聞こえる。
きっと遠くで笑っているに違いない。
仕方がないとはいえこの状況は男には辛い。
いくら興味がないと言い張ってはいても、
戦況化で体が疼くのは仕方のない『性』だ。
せめてもっと離れていれば・・・・。
だが隣にいるコイツは『任務・役目』と言ってきかなかった。
今の主人は俺であるというのに、
その時ばかりの主人は遠くで笑っているアイツのようだ。
極秘任務で宿を取るわけにもいかず、
暗い森の奥深く、機体の足元に寝袋を広げている。
しかもこれ以上ないくらいにくっついて。
しかも睡眠をこうもしっかりとるとは知らなかった。
うかつだ・・・俺のミスだ!
「んっ・・・・」
おまけに・・・寝言だと!?
一体どこまで人間の真似事をさせれば気が済むのか・・!
ごろんと寝返りをうたれると、俺の腕に・・・・。
「・・・・!」
これ以上は本当に・・・まずい!!
誘惑に負ける・・・!いや、ダメだ!!
俺はグッと手を握り締めた。
「・・・・ん・・・」
だが、もう一度寝言を聞くと心と体がぐらつく・・・。
・・・喘がせたい。
・・・俺はゆっくりとその手を伸ばした。
・・・・魅惑的な体に伸ばした。
・・・だが・・・・触れる直前・・・、
「・・・・隊長・・・?」
・・・・目を覚ました。
「・・・眠れないのですか?」
「・・・いや、なんでもない」
「・・・?」
緑の髪をさらりとかきあげ、俺の顔を覗き込んでくる。
・・・・だから!やめろ!!人形の癖に俺を惑わすのは!!
「なんでもないと言っている!いいから寝ろ!」
「・・・・?」
「・・・命令が聞けないのか?W17?」
「・・・!・・・了解」
そういうとW17は背を向けて再び丸くなった。
俺はそれにホッとした。
・・・それに途中で目を覚ましてくれて助かった。
もう少しで誘惑に負けるところだった。
・・・それもこれも横で寝ているこいつのせいだ!
何だってこんなに・・・・・。
・・・・だからWシリーズは嫌いなんだ!
ああ・・・レモンの勝ち誇った笑い声が聞こえてくる。
・・・・癪だ、すごくな。
『あとがき』
アクセルの心の葛藤を想像して書いてみた。
男だし、おそらく隣で寝ていればムラムラくるのでは・・・と(笑)
あ、折りたたみにBL編も書きました。
キャリアイ(?)です。
きっと遠くで笑っているに違いない。
仕方がないとはいえこの状況は男には辛い。
いくら興味がないと言い張ってはいても、
戦況化で体が疼くのは仕方のない『性』だ。
せめてもっと離れていれば・・・・。
だが隣にいるコイツは『任務・役目』と言ってきかなかった。
今の主人は俺であるというのに、
その時ばかりの主人は遠くで笑っているアイツのようだ。
極秘任務で宿を取るわけにもいかず、
暗い森の奥深く、機体の足元に寝袋を広げている。
しかもこれ以上ないくらいにくっついて。
しかも睡眠をこうもしっかりとるとは知らなかった。
うかつだ・・・俺のミスだ!
「んっ・・・・」
おまけに・・・寝言だと!?
一体どこまで人間の真似事をさせれば気が済むのか・・!
ごろんと寝返りをうたれると、俺の腕に・・・・。
「・・・・!」
これ以上は本当に・・・まずい!!
誘惑に負ける・・・!いや、ダメだ!!
俺はグッと手を握り締めた。
「・・・・ん・・・」
だが、もう一度寝言を聞くと心と体がぐらつく・・・。
・・・喘がせたい。
・・・俺はゆっくりとその手を伸ばした。
・・・・魅惑的な体に伸ばした。
・・・だが・・・・触れる直前・・・、
「・・・・隊長・・・?」
・・・・目を覚ました。
「・・・眠れないのですか?」
「・・・いや、なんでもない」
「・・・?」
緑の髪をさらりとかきあげ、俺の顔を覗き込んでくる。
・・・・だから!やめろ!!人形の癖に俺を惑わすのは!!
「なんでもないと言っている!いいから寝ろ!」
「・・・・?」
「・・・命令が聞けないのか?W17?」
「・・・!・・・了解」
そういうとW17は背を向けて再び丸くなった。
俺はそれにホッとした。
・・・それに途中で目を覚ましてくれて助かった。
もう少しで誘惑に負けるところだった。
・・・それもこれも横で寝ているこいつのせいだ!
何だってこんなに・・・・・。
・・・・だからWシリーズは嫌いなんだ!
ああ・・・レモンの勝ち誇った笑い声が聞こえてくる。
・・・・癪だ、すごくな。
『あとがき』
アクセルの心の葛藤を想像して書いてみた。
男だし、おそらく隣で寝ていればムラムラくるのでは・・・と(笑)
あ、折りたたみにBL編も書きました。
キャリアイ(?)です。
一度だけ手を出そうとしたことがある。
格納庫にあるヴァルクのコックピッドのハッチを開けて整備に疲れうたた寝をしていたアインに。
ヴァルクをよじ登り小さく開かれた唇に唇が触れた瞬間、アインは目を覚ましてしまった。
キョトンと俺を見つめる無垢な瞳にそれ以上は手出しできなくなり、やめた。
嫌がるアインを強引に奴らのところへスパイに出させた。
俺たちにとってあの場所は忌むべきヤツの匂いがプンプンしているから嫌がって当然なのだが、
命令だ、と言えばどうにも出来ない俺たちバルシェム。
アインはどこにもぶつけ様もない怒りを大きな瞳に宿らせて俺を睨み、小さく頷き旅立った。
だが運命とは皮肉なもので・・・結果、俺は『アイン』を失ってしまう。
俺を敵視するアイン。
俺を排除しようとするアイン。
俺から『自分』を取り戻そうと格闘するアイン。
・・・どれもこれもが・・・なぜか俺の心を奮い立たせてくる。
もっと怒れ、アイン。
お前の怒っている姿は・・・たまらなく可愛らしく、愛しい。
怒っているお前は俺しか見えていない・・・、こんなに素晴らしいことがあるだろうか?
・・・俺はかつて引っ込めた手を伸ばした。
モニター越しに見えるアインにその手を・・・伸ばした。
味方ならば手は出せない。
いつまで経っても平行線だ。
だが・・・敵なら?
敵ならば・・・別だ!手を出せる・・・俺だけのものに出来る。
素直なアイン。
来いといえば素直に挑発にのり傍によってくるアイン。
「迂闊だな、アイン」
「何・・・!うぁっ!」
・・・ほぅら・・・捕まえた。
バカなアイン・・・・。
・・・もう、逃がさない。
二度と・・・この手を放しはしない。
『あとがき』
捕まったクォヴレーはきっと監禁されて・・・・ウフフ。
キャリコってきっとクォヴレーの敵意に満ちた目にそそられると思うんですよね。だってその時だけは彼のことしか見えてませんから(笑)
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