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打ってます。
インヴレです。
気になる方は続きをクリック!!
あくまで甘甘です!!
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そして時々思う・・・イングラムって実はムッツリだよな・・・・。
前に一度そう指摘したら、いかにも意外そうな顔で彼は反論してきた。
『それは違うぞ』
一体どこがどう違うのか?
オレは自分の心を落ち着けながら聞いてみた。
すると・・・・
『俺は助平なんだ・・だからムッツリではない』
ムッツリではなく助平・・・・。
オレにとってはどっちでも同じなのだが、イングラムは絶対に勘違いしている。
それを指摘して、正したい!
イングラムは助平ではなくムッツリだ!
モゾモゾと身体を動かし、彼と向かい合わせの体勢になる。
疲れているのか、規則正しい寝息のまま眠るイングラム。
唇は薄く開かれ、時折瞼がピクピクしていた。
「・・・・・美人だな」
思わず、・・・本当に思わず声に出してしまっていた。
いつもいつも仕事中に見かけるたび、
私生活でフとした表情を見るとき、オレはそう思っている。
・・・・イングラムは美人だ。
睫毛は結構長いし、癖のある髪も痛みはなくよく手入れされている。
服の下に隠れている身体も程よく筋肉がついていて・・・・。
・・・頭もいい(だからずる賢くもある)
・・・悔しいがイングラムみたいな人間を『完璧』というのだろうな。
仕事中は眉間に皺を寄せ、いつも難しい顔をしている。
部下や上司と話すときはキリッと顔を引き締め、『軍人』の顔だ。
だからこそ、誰も彼もが想像できないはずだ・・・。
イングラムは・・・実は・・・ベッドでは・・・鬼畜で変態だということを。
おまけに体力バカで忍耐力もあるから『抱かれる側』としては大変なんだ。
・・・まぁ、その辺は横に置いておいて・・・。
普段真面目なイングラムが、ベッドの中ではオレに恥ずかしいことを強要し、
恥ずかしい台詞を強要する。
つまりだ!
・・・それってムッツリということだろう???
そうに違いない!
・・・と、その時。
「・・・・ん」
薄く開いた唇からイングラムの吐息が漏れた。
唇が乾いているのか、ペロッと自分の唇を舐め再び眠りに落ちていく。
・・・濡れたイングラムの唇は恐ろしく魅惑的で・・・・オレは思わず・・・。
「・・・イングラム」
「・・・・・・・」
目を閉じて彼の唇を自分の唇で塞いだ。
そして薄く開かれた唇の隙間から舌を忍ばせ・・・上あごを舐めた。
舐めたその先からゾクゾクゾクと、快感が目覚めて・・・、
もっとキスしたくて・・・だがこの体勢はきついので
体勢を変えようと唇を少し離し、閉じていた目を薄く開いた・・・その時、
「・・・・!」
バチッ!と青い瞳が飛び込んできた。
そして寝起きの少しだけ舌足らずな声が発せられた。
「・・・・イケナイ子だな」
・・・・・・と。
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