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追憶日記

管理人のくだらない日常の云々・・・

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インターネットバンキングにログインできませんでした(TT)
パスワードが違う、出ます。
でも、変えた覚えはありません。
因みに旧UFJです。


ん~??????

ロックかかっちゃたし、電話しなきゃ~(><)




・・・・電話、ないよ~(涙)




どうしよう???電話くるまでまつ???の。
でもどうしてパスワード違ったんだろ???


こんな経験ある方います??
結局UFJでなくみずほで振り込みました。
オークションやっていたためMIZUHOも持っていて良かったよ(^^;)

ああ、携帯ってやっぱ必要だね~。
こいつのせいで今夜はメールが出来なかったよ(怒)
今週中には絶対したいのにーーーーー。



続きはエープリルねた?かな。

相変らず同じシチュの同じパターン。
あの二人の場合、このシチュしかないんですよね~。
ありきたりなのでブログにて☆



・・・欲しい人はお好きにドゾ(ぼそ)





~切ない、嘘~




もう絶対に口をきかないんだからな!
いくらなんでも酷いじゃないか!
キャリコなんかヴァルクが暴走して死んでしまえばいいんだ!!



中庭の見える風通しの良い窓。
その窓に腰掛けながら仮面を外したオレは小さなため息をつく。
もう何度目のため息だろうか?
もちろん何度息を吐こうが『現実』が変る事などありえないのだが、
キャリコいわく『素直』なオレは変ると信じてしまった。
だから『嘘』といわれたときのオレの衝撃・・・、
きっとキャリコには分からない。
オレの初めての単独任務、
地球行きが延期になったという『嘘』が、
どんなに心弾む『言葉』だったかアイツには分からないんだ。


ああ、また目が熱くなってきた。
別に泣いているわけではないぞ?
オレは男だし、なによりバルシェムという戦闘マシーンだ!
・・・・涙など流すはずがない!
だが、悲しかったのは本当で、目が熱いのも現実で・・・だから・・、

「アイン」
「!?」

窓枠に座っているオレの背後にいつもの気配。

「探した・・・急に走ってどこかへ行くから」
「・・・・・」
「・・・怒って、すでに行ってしまったのかと思ったぞ」
「・・・・・・」
「アイン」

話しかける言葉など聞こえないかのようにオレは中庭へ飛び降りた。

「待て!!アイン!」

後を振り返りギロッと睨むと真っ直ぐに大きな楠木へと走った。
楠木の下には小さな洞窟のような穴があって、
大柄なキャリコは入ってこれない。
・・・・喧嘩するといつも逃げ込むオレの場所。
今回もあそこへ逃げ込んでやる!!!

だが、ザッと云う音が聞こえるとともに、
土を蹴る足音も聞こえてきた。

「!?」

驚いて振り返ればキャリコがオレの後を追ってきている。

「逃がさん!」

右手をオレへ伸ばし走ってくる。
捕まりたくなくて全力疾走する、オレ。
そんなオレを見てキャリコもまたスピードを上げた。
気になって後を振り向き、キャリコを見れば青い顔をしていた。
珍しく仮面をしていないキャリコは必死な形相でオレを追いかけてくる。



そして楠木についたと同時に腕を掴まれ、
木の幹とキャリコの体に挟まれてしまっていた。

「アイン・・・」

両の頬に手を添えられ、瞼に唇が触れた。


・・・・温かい。



・・・・気持いい。




「すまなかった・・・からかうだけのつもりだったんだ。
 お前があんなに傷つくとは・・・・」
「・・・傷つくに決まっている!
 お前に『いらない』といわれたようなものなのだから」
「・・・そんなはずないだろう。いらないはずがない」

キャリコがオレを抱きしめる。
ただそれだけなのにオレは心がキュッと苦しくなる。
嬉しいからか・・・それとも・・・。

「信じられない。いらないから『地球行きが延期になった』という、
 嘘がつけるに違いない!お前はオレのことなどどうでもいいから、
 喜ばせたあと、傷つくのをみて楽しんでいたんだ」

それとも心がキュッとなるのは、
いらないくせに優しくされる惨めさからだろうか?

「それは違う!」
「どう違う!?何が違う!!???」

ムキになってキャリコの腕の中で抗う。
だがオレが暴れる力以上に強い力でオレを封じるキャリコ。

「当然知っていると思っていた。地球では有名なことだしな。」
「・・・??」
「・・・知らない、のだよな?」

確認するようにオレの目を覗き込んでくる。
・・・知らない、とは、何をだろう。

「バルマーにはないからな。それに任務で必要な知識でもない。
 知らなくて当然だった・・・、俺の配慮不足だ」
「・・・・何をだ?」
「・・・・エープリルフール」
「・・・えいぷりる・・・ふぅる・・???」

まったく知らない言葉だ。
なんだ??えいぷりるふぅる、とは。

「地球では、嘘をついいていい日だそうだ」
「!!」
「だから俺は嘘をついた・・・『延期になる』という嘘を」
「・・・・・・・」

申し訳なさそうにボソボソ話すキャリコ。
・・・いつも自信たっぷりのキャリコが小さな声で話すとは珍しい。
・・・どうやら本当に悪い、と思っているようだ。
それに今の説明で、えいぷりつふうる、が・・・分かった・・気がする。
だが、それにしても納得はいかない!

「・・・キャリコ」
「?」
「よく分からないが、分かった」
「は?」

頓狂なキャリコ。
オレはたまにすっとぼけたことを云うらしい、
(あくまで『らしい』だぞ??オレは認めていない)ので、
今回もどうやらそうだったらしい。

「分からないのに、分かったのか???」
「ああ、えいぷりるふぅる、については分かった」
「・・・では何が分からない?」
「・・・なぜ、あんな酷い嘘をついたか、だ」
「!」
「いくら嘘をついていい日だからってあの嘘は許せたものではない。
 ・・・どうしてあんな嘘を???
 やはりオレのことなどどうでもいいからか?」

信じたくないが、そう思ってしまう。
それほどキャリコの嘘は・・・酷いはずだ。

「それはちがう!!」

だがキャリコは青い顔で、本当に慌てた顔でソレを否定してきた。

「どうでもいいはずが・・・ない」

そして切なげに目を細め、これ以上ないというくらい強く抱きしめてきた。

「・・・っ、キャリ、コ・・・」
「愛しているんだ、アイン。どうでもいいはずがないだろう?」
「・・・・キャリコ」
「本当はどこにも・・任務などにいかせず、閉じ込めておきたい。
 だがそうもいかない・・・それも・・・わかっている」

オレだってできればずっとキャリコのことだけを考えていたい。
閉じ込められたって・・・いい。
閉じ込めて・・・欲しい。


・・・それは叶わぬ願いだが・・・・・。

「ではどうして・・・あんなことを言ったんだ?」
「・・・どうせつくならば、俺の想いをこめたかった」
「想い?」
「本当はどこにも行かせたくない、離れたくないという想い・・願いをだ」
「!!!キャリコ」

オレはキャリコを力いっぱい抱きしめ返した。
こんなに嬉しい言葉が他にあるだろうか?


ああ、目が熱い。
視界が・・・ぼやける。
キャリコがよく見えない。
そして視界がぼやける中、唇に吐息を感じて目を閉じた。
目を閉じるのは正直あまり好きではない。
閉じれば光が見えないからだ。
キャリコが見えない。
だが、こうして傍にいると感じることが出来る状況下では、
目を閉じるのは寧ろ好きだ。



えいぷりるふぅる・・・・

嘘をついていい日。



『地球行きが延期になった』





『延期』

決して叶うことのない、願い
苦い味のする、ブランデー菓子のようだ。
甘いのに甘くない。



『延期』



なんて切ない・・・罪な・・・嘘、なんだろう。


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萌えー!悶えー!

ぎゃー!
キャリアイたまらんでごわす!
27日のといい、大好物をありがとうございますッ!
やばーい。
にやける顔が元に戻らないー。
にやり。

強く抱き締め合う事は、最高のスキンシップであり、最高のエチだと思うであります!

…エ□も大好きですが。(殴)
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