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追憶日記

管理人のくだらない日常の云々・・・

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↑江●はるみさんの真似じゃないです。
眠いんです・・・なので・・・『ぐーZzz』

やはり飲み会の次の日は眠い&だるいですなぁ・・・。
ああ、疲れているせいか肋骨・・というか肺が痛い・・気がする。まだ薬のこっているし飲もうかなぁ・・・、飲まずに夜中苦しむのヤだし?
そういえば今年の新人さん、今日は『二日酔い』で休んだんですけど?

・・・おいおい、と思った私はお局様だろうか?



ううーん!お局様はイヤンVvvv


今日はディズニーーファン買ってきました!!!
25周年の特集がのっているのです☆
25周年・・・・いい響き。今年もいっぱい行くぞーーーーーーーーーーー!!!!!目指せ2インパ、2インポート!

いっぱいとか言うくせに4回ですか?という突っ込みはなしで☆社会人はなかなかいけないのが悩みなんです♪



さて、続きは拍手SSにしようとボツにした話。
宜しければドゾ。
















~ハグ・ハグ・ハグ~


少し油断をしていると、
いつの間にか背後に来ていて抱きしめられる。

少し油断をしていると、
会話がフと止まり抱きしめられる。


・・・・抱きしめられると、
一瞬動きが止まる・・・・オレ。
抱きしめてくるキャリコの腕は温かいけど、
どこか冷たい気がするのは気のせいだろうか?
そしてもう一つ思うのは、
抱きしめてくるのはオレが落ち込んでいる時が多い・・気もする。



・・・・考えてみれば・・・当たり前のことだったんだが・・・。




「・・・・!」
「油断大敵だ、アイン」
「キャリコ」

今日も突然背後から抱きしめられてしまった。
ヴァルクの整備に夢中で、キャリコの気配に気がつかなかったんだ。
背後から抱きしめてくる時、キャリコはいつも言う。


『油断大敵』と。


抱きしめてくるキャリコの腕は今日も温かい。
でも、冷たい。
冷たいと感じるのは・・・どうしてなんだろう?
オレはずっと不思議だった。
だが、今回・・・その理由がわかった。
オレが落ち込んでいる理由を考えれば当たり前だったんだ。
キャリコはオレより早く造られたのだから『見送った数』もオレより多いはずだ。

「・・・温かいな、アイン」
「キャリコも温かい」

温かいのは生きている証拠。
壊れてしまえば冷たいゴミ。
だからキャリコは背後から抱きしめてくる時、
『油断大敵』と言ってくるんだ。
背後から狙われてもオレが気づけるように。
オレが冷たいゴミにならないように。


温かいのに冷たいキャリコ。
その理由が分かればどうしようもなく胸が苦しい。
オレは仲間が冷たくなった時、一度だけ泣いた。
キャリコの腕で泣いた。
それ以来、誰かが冷たくなるたびにどこからともなく現れてキャリコは抱きしめてくれている。
おかげでオレはあれ以来泣いていない。
キャリコがいるから・・・・乗り越えられる。
だが、今日気がついてしまった。
オレを抱きしめるキャリコの腕が小さく震えていることに。
オレはゆっくり背後にいるキャリコの顔を見上げてみた。
すると困ったように、悲しい笑顔を浮かべるキャリコ。

「・・・キャリコ」
「・・・・・・情けないな」
「・・・・・・」
「俺はお前よりずっと弱いのかもしれない。
 慣れているはずなのに震えが止まらない・・・怖いのだろうか?」
「・・・自分が冷たくなることが、か?」
「・・・自分も、兄弟も・・・全てだ」
「キャリコ・・・」

オレはキャリコの腕から抜け出し、
床に座ってくれるよう目で訴えた。
首をかしげながらも言うとおりにしてくれるキャリコ。
キャリコが座るとオレは床に膝立ちになり、
そっと彼の頭を抱きしめてみた。

「・・・・!」
「すまない・・・気づいてやれなくて」
「・・・アイン」

キャリコがオレの体に逞しい腕を回してきて、力をこめてきた。
苦しいくらい力をこめて、オレを抱きしめてくる。
甲冑を着けていない服の胸の辺りが生暖かく湿っていく・・ような感じがする。


ああ、やはりキャリコはオレを抱きしめながら泣いていたんだ。
目から液体は流してはいなかったが、心でいつも大粒の涙を流していたに違いない。
ただオレが先に泣いてしまったから・・・泣けなかったんだ。

小さく震えるキャリコを抱きしめる。
キャリコが多くく震えていたオレを抱きしめてれたいた。

オレは弱い。
キャリコは強い。



そう思っていた。




・・・・キャリコはバルシェムの誰より強い心の持ち主だ。
・・・・だが誰よりも弱い心の持ち主なのかもしれない。




そして誰よりもバルシェムの幸せを願っているのだろう。



・・・・これ以上冷たくなる兄弟が増えないようにと・・・・。




・・・・オレにもその手伝いが出来たらいい。
いや、手伝ってみせる。


・・・そのために今はこうして強く弱いキャリコをオレで包み込んでいくんだ・・・。
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